パーソナルトレーニングの流れ

初めてパーソナルトレーニングを受けられる方は、

どのような流れでセッションを実施するのか、というのは気になる点の一つだと思います。

今回は、その一例をご紹介いたします。


1.カウンセリング


運動に参加する、というのは皆様にとって身近でありながら、常にリスクを伴うものだという事を忘れてはいけません。

その為、運動参加前に健康スクリーニングを実施します。


具体的には、Red Flag、冠状動脈疾患リスク、服薬、血液検査、既往歴などの確認、また必要に応じて末梢神経のテストとして筋力検査を実施します。


今まで、申し訳ないですが、この時点でお帰り頂いたお客様もいらっしゃいます。

ご本人はやる気満々で、中には気分を害された方もいらっしゃいましたが、適応外の場合悪化させてしまう恐れがありますから、これは仕方がないことなのです。


パーソナルトレーニングを受けて良かったと言って頂くのもそうですが、カウンセリングを受けたことで無暗に運動しなくて良かったと言っていただけるように、お客様に喜んでいただける選択肢を提示できればこんなに嬉しいことはありません。


私は医者でも理学療法士でもなくパーソナルトレーナーですから、自分のできることを提供しなければいけないと思っています。


2.目標設定

お客様から目的・目標をお伺いします。

目標がはっきりしていなくてもご安心ください。

年齢、性別、運動歴、職業、生活スタイルなどを考慮して、最も適した状態を目指せるように、一緒に組み立てていきます。


3.コンディションチェック

姿勢や動き、筋肉のコンディションや、関節の状態などをチェックしていきます。


例えば、「関節が痛い」ということであれば関節運動学に基づいて機能評価をするところから始まりますが、それだけで終わりません。

普段の姿勢やお仕事の形態、筋肉などのコンディションが関節の痛みにどのような仕組みで影響を引き起こしているのかを評価します。

出典:ケンダル 筋:機能とテスト


有名なケンダルの姿勢分類ですが、たった4つに分けただけでもそれぞれに筋、関節、骨格の歪みなどの特徴が違いますから、プログラムは一人ひとり変わってきます。


今のあなたがどのような状況で、希望を叶えるために、何を改善し、何をしていかなければならないかを検討していきます。


4.トレーニングの計画と実践

目標に対して、必要なトレーニング・ケアを実施します。

詳しい内容については、各記事にてご紹介致します。


変化していく身体に合わせてプログラムを設定していきましょう。


5.フィードバック


セッションの感想や効果などを確認します。

質問等ございましたら、遠慮せずお尋ねください。



いかがでしたでしょうか?

ざっとですが、以上の様な流れでセッションを行っています。


もちろん例外もございますので、ご要望などございましたらいつでもおっしゃってくださいね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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